穂積 絵莉選手/二宮 真琴選手
2019年9月19日(木)
ダブルス準々決勝
No,1コート | 第1試合 | 12:00開始 | 1 | 2 | 3 | ||
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2 | 6 | 13 | ||||
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6 | 1 | 11 |
お疲れさまでした。ファーストセットを順調に取って、セカンドで向こうのリターンもちょっと変わってきたのかなと見てたんですけども、第1セット第2セットそれぞれを振り返ってみていかがでしょうか?
【穂積】ファーストセットは、試合前に話してた自分たちの形がすごくはまっていて、ほんとに言うことないなぐらいできたんですけど、セカンドセットから相手のあの特にスピアーズ選手のほうのリターンがすごく入ってきて、でもほんとになんかライン上ぐらいなリターンが何本もあったので、もうそこはある意味しょうがないかなと思って。で、私たちのやっていることも間違ってなかったし、自分たちのプレーがすごく特別崩れたわけではなかったので、もう相手もやっぱりギリギリのところでやっていて、良いプレーもしてくるとは思っていたので、もうそこは切り替えてファイナルセットに入りました。
【二宮】試合を通して二人のやっていることは全然間違っていなくて、良いプレーだったんですけど、ファイナルはもうほんと紙一重なところがあって、ここを取っとけばっていうところがたくさんあって、やっぱり悔しいんですけど、そういうところで勝負強さを発揮できるようなプレーを、うーんなんだろ、身に付けるというか、なかなか難しいと思いますけど、もっと勝負強くなりたいなと思いました。
最後まで日本のファン、日本のというか大阪のファンの方の声援が響いた試合だったと思うんですけど、来年東京オリンピックもある中で、今一度、東京=日本の大会ということで、改めてお二人がオリンピックに向けて何か気持ちとして、今回の試合を通じてあれば教えてください。
【穂積】やっぱり日本で開催される大会が少ないので、その時お客さんたちの歓声はほんとに自分自身のエネルギーになりますし、やっぱり自分のプレーを見てすごく勇気をもらったとか、感動したという声が聞こえてくると、やっぱり私も「あー頑張ってよかったな」ってすごく思いますし、「やっぱりこれがじゃあオリンピックになったら、もっともっとすごくなるんだろうな」っというふうに想像すると、やっぱりオリンピックは東京で開催されるっていうのは特別で、すごくチャンスがあればやっぱり出たいとは思ってます。でも、だからといってそのオリンピックだけにフォーカスするわけではなく、私もやっぱりWTAのツアーで、コンスタントに勝っていきたいっていうのがベースにあります。オリンピックがどうとかではなくて、私は常に自分のその活動理念に基づいて、ちゃんと一日一日努力をして、その先にオリンピックがあればすごく嬉しいなと思います。
【二宮】先週の広島でもそうですし、今週この大阪でも日本のファンの方の声援をたくさんいただいて、やっぱ東京オリンピックでも自分がもし出られたら、そういう声援をたくさん受けて試合をできると思うので、ほんとにやっぱりファンのみなさんの声援は力になるので、東京オリンピックは絶対出たいなって私は思いました。
今シーズンまだ終わってなくて、ツアーも約1か月ありますけど、ここまで今シーズン戦ってきた中で、お二人のパフォーマンスとか、結果とか、ランキングとか、いろいろ踏まえてもっと今シーズン、ちょっと振り返るのは早いのですが、なかなか話しを聞く機会がないかもしれないので、ここまでの戦いで、どのくらい自分のパフォーマンス、結果に満足不満足、どうだったかっていうのを教えていただけますか?
【穂積】私は去年の末というかシーズンが終わったところから、元々ずっとジュニアの頃から見てもらってたコーチに、去年は離れてたんですけど、また戻ってやりはじめて、すごくいいスタートが自分の中でも切れて、良い準備を年末にして、1月からダブルスもシングルスも、自分の中ではこれからもっとランキングを上げていけるって思ってた中で怪我をしてしまったので、今振り返ると、やっぱり自分では満足のいっているランキングや結果は出てないんですけど、この間ちょうどコーチとも話して、来年に向けて自分に何が必要で、これからどうしていったらいいのかっていう方向性をしっかり話し合って、コーチと一緒にはっきり見えて、「すごく同じ方向を向いて、これからまた頑張っていきましょう」っていう話し合いができたので、今はまた残りのシーズン、来シーズンに向けてもしっかり準備して、しっかり良いこの残りのシーズンを過ごしていきたいなと思ってます。
【二宮】私は1月から今までは結構苦しい時期が、時期というか苦しいシーズンだったと思うんですけど、その中でもやっぱり結果はあんまり出てないですけど、やっている方向は間違ってはないと思うので、続けていきたいと思ってますし、そういう苦しいときに、自分がやっている行動とかは大事だと思うので、前を向いて、この後も頑張っていきたいなと思っています。
以上