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ポストマッチインタビュー

奈良くるみ 選手

2022年9月18日

シングルス予選 2回戦

センターコート 第2試合   1 2 3
●イザベラ・シニコバ (BUL)
0 7 6
奈良くるみ (JPN)
6 5 0

シングルス最後の試合になりました。試合を振り返って一言頂いてもよろしいでしょうか。

今思うことは「まだちょっと今日勝ちたかったな」と。初戦1セット目はいいプレーが出来ていたので悔しい気持ちもありますけれど、でも今日も自分のベストは尽くせたと思いますし、本当にやりきったなというのが今の気持ちです。


今やり切ったと仰っていましたが、振り返ってみて、今日の試合は、テニスの面・気持ちの面で、出し切れた感じで悔いはないでしょうか?

そうですね。ファーストはもう本当に最高の出来でしたし、セカンドセットで取り切れたら良かったですけれど、相手も思っていた以上に頭を使ってきて、最後は少し相手のペースにハマってしまったかなと。打開策を見つけて、それを実行に移せなかったということが少し悔しい気持ちもありますが、これが今の自分の実力だと思いますし、そこに関して悔いはないかなと思います。


まだダブルスはもちろん残っていますけれど、これでシングルスは最後でいいんですよね?

最後です。はい。


悔しさがあると言っていましたが、土居さんも見ていたり、お客さんの歓声を聞いたり、その辺りはどのような思いでコートを去ったのでしょうか?

サービスを打つ前にトスをつきながら、こんなに緊張して、次はどこに打とう、とか(考える)この緊張感を持つことはもうないんだなと思うと、すごく寂しいなという気持ちになりましたし、やっぱりこれだけの観客の皆さんや、選手の仲間も最後の姿を見てくれたので、それを見るとちょっと感極まってしまったところもありましたけど、すごく幸せな時間でしたし、今まで自分がこうやって色々な方にサポートしてもらって、応援してもらって、本当にいい思いをさせてくれたなと感謝の気持ちが湧き上がりました。


シングルスで色々達成されたと思いますが、一番奈良さんの中で、シングルスで記憶に残っていることがありましたら、教えてください。

ちょっと難しいのですが、一つ挙げるなら、自分のツアータイトルである、リオオープン優勝というのが、今から自分で振り返ってみると、本当にあそこで優勝できて良かったなというのと、ツアータイトルを1つ持てることが本当に嬉しいなと今になって改めて思うので、リオオープン優勝ですかね。


あと、もう一つ伺いたいのですが、そういう「頂点」がありながらも、ここ最近は苦しんでらしたと思うのですが、周りの選手のレベルの変化やプレースタイルの変化をどういう風に受け取っていらっしゃいましたか。

自分のフィジカル的にも当時に比べたら落ちてしまったのもあると思いますし、あとはやはりいわゆるパワーテニスというか、一打の早く重いショットで、一球目、二球目、三球目以内にラリーが終わるということが、ここ最近すごく多くなってきたので、そこに対応するのが少し難しくなってきたな、というのはずっと感じていたことです。その中で、ロングラリーに持っていくことが自分のテニス、自分の強みだったので、そこにどうやって持っていくか、というのを試行錯誤しながらやってきましたけれど、結果はそこから比べるとやっぱり出ない時期もありましたし、苦しいこともありましたけど、そのおかげで「どうやったら勝てるのだろう」というのを考えて、そこは純粋にすごく楽しめた部分ではあったかなと思います。


今回は「最後の大会にする」と発表してからの大会で、今日がシングルスでは最後の試合になりますが、発表する前の気持ちと違って、特別な気持ちや、いつもとは違う、こみあげてくる感情などは、試合前に何かありましたか?

昨日から、自分がいい形でベストを尽くして終わりたいという思いからすごく緊張感がわきましたし、何より来てくれる皆さんの前でいいプレーを見せたいという思いが通常よりあったので、すごく緊張しました。普通どおり、勝負・試合に対しては「勝ちに行こう」という気持ちで入りましたけど、「これが最後かもしれない」と自分で思ったり、コートに入って観客の皆さんの姿を見るとちょっと感極まってところしまうところもあり、自分で「いけない、いけない。試合に集中だ」と思いながらも、感情が乱れるところはありました。


奈良さんは小学生の頃からずっと日本で勝って“天才少女”と呼ばれたりして。でも、ご自身はずっと、「いや、私は才能がない。努力でここまでやってきたんだ」とおっしゃっていたり、「あまり負けず嫌いじゃない」というようなことをおっしゃっていたりして。その中でここまでやってきたというのは、テニスのどういうところが一番好きで、何を一番の目標にやってきたと思われますか?同時に、だからこそなぜこのタイミングで、「もう辞めて大丈夫だ」と思えたのですか?

日本では取っていないタイトルはないぐらいほとんど取り、すごく順調に行っていたジュニア時期から、プロに入って壁にぶつかることもありましたが、自分でよくやったなと思えるところは、その壁にぶち当たった時に、基本は楽観的な性格なので、自分が頑張ることで楽しいと思えるように、そこは自分なりにすごく色々な努力をしてこられて。あとは、テニスは本当に人を成長させてくれるスポーツだと思うので、そこがずっと楽しめてこられたところだと思いますし。テニスのどこが好きと言われるとあれですけど、やっぱりコートの中で、一人で戦って、という積み重ねが、すごく自分を上に上に成長させてくれて、そういうところを感じられるところが本当に楽しかったなと思います。


奈良さんは、本当に小さな身体で世界でもすごく頑張ったと思うんですけれども、後悔することや、今までのキャリアを振り返って分かれ道みたいなものはありましたか?

すごく自分でも意外だったのですが、よく色々なアスリートの皆さんが引退される時に「後悔はありません」と仰っているのを聞いて、後悔があっても全然悪いことではないですが、自分ではどこか「絶対あるだろう」「本当にそんなこと思えるのかな?」と正直思っていたのですが、自分がそういう立場に立って、振り返ってみて、本当に「一つの後悔もない」と言えることが凄く自分でもびっくりしましたし、後ろ向きになる時期もありましたけど、どうにかして自分を鼓舞して、頑張ってこられましたし、決断的にも、もしかしたら「違う。あの時、こうしてれば」というのはあるかもしれないですけれど、その時、その時、自分が「一番だ。これが自分を強くできる」と思ってやってきた選択なので本当に一つの後悔も今はないです。


このあとは土居さんと組んだダブルスがあると思うのですが、観客の皆さんからどういう掛け声をかけてほしいですか?

どんな掛け声?うーん、なんだろう?「頑張れ」ですかね。ちょっと思い浮かべられないのですけれど。でも皆さんマスクで苦しい中、すごく声を出していただいているなというのは感じるので、本当にありがたいなと思っいます。
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