数々のグランドスラム大会を制したS.グラフ、M.セレス、前年のウィンブルドンの覇者、J.ノボトナ、同じく前年に全米オープンでグランドスラム大会初優勝を遂げたL.ダベンポート、全豪オープンで3連覇を果たしたばかりのM.ヒンギスと、グランドスラムチャンピオンが顔をそろえた。この豪華な顔ぶれによる大会の決勝に駒を進めたのは、準々決勝でグラフをフルセットで破ったヒンギスと、ダベンポート、セレスを破って勢いに乗るA.クッツァー。しかし、女王ヒンギスは粘るクッツァーをまったく寄せ付けずに2度目の優勝を果たした。この大会で賞金総額が100万USドルを突破。
この年、S.グラフは引退を表明した。