TORAY PPO TENNIS

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ポストマッチインタビュー

POST
MATCH
INTERVIEW

2023.09.29

イガ・シフィオンテク選手

シングルス準々決勝
センターコート第二試合 1 2 3
イガ・シフィオンテク(POL)
★ベロニカ・クデルメトワ
イガ・シフィオンテク選手

今日は本当にタフな試合をされたと思います。特に非常に強い日差しの中での試合だったので、そういったところで辛かったところがあるんじゃないでしょうか。
今日の試合を振り返って、どのような感触をお持ちでしょうか。

見ていただいた通り、全く私のレベルには達していない試合になってしまいました。非常に多くのミスがあったんですけれども、ただ、そのミスがあったというのは私にとっては良いことだというふうに捉えています。通常であれば、自分の試合を振り返って、どういったところを改善しなければいけないかということを見直すんですけれども、 今回の場合は非常にミスがあったので、それで自分がいかにそれをよくするべきか。解消していくべきか、あるいは改善していくべきかというところが 正確に分かりますので、その点では良かったと思います。
コンディションとしてはここ2日間の方がよっぽど大変だったので、昨日、一昨日の方が大変だったと思いますので。えー、それほど自分の気になることではなかったんですけれども、ただ、とにかく自分のテニスができなかった、それだけだったと思います。

今日、対戦相手の選手は過去対戦成績が圧倒していたと思いますけれども、そんな中、彼女の方が何か違ったことをやってきたんでしょうか。あるいは、今日の敗戦はあなたの方に原因があったと考えますか。

私の方が全く出来の悪い試合をしてしまったということだと思います。彼女はこれまで通り、今までの対戦と変わらないものがあったと思いますけれども、今日の範囲はもう私自身にあると思っています。

まだあなたは22歳、これから明るい未来があると思いますけれども、12年前ラドワンスカ選手がここで優勝などを経験をしましたし、その後彼女はまだとても若かったんですけども、その後大学に進学するというこ道も選んではいましたけれども、 あなたの場合は、どうでしょう。やはり、まだ若いですし、これから先テニス以外のことも、何か人生の中で、考えたりすることはあるんでしょうか。

まあ、今こういった世の中ですといろんな時間を取ることはできると思いますけれども、私自身は特に今やっていること以外のことで、何か責任を負ったり義務を負ったりするとということは今考えてはいないので、とりあえずはテニス以外のことは考えず、テニスに集中していこうと思っています。

あなたがウクライナに対しての支援について、あなたの支援について伺いたいと思います。なぜウクライナへの支援を続けていらっしゃるんでしょうか。 ウクライナで平和が戻ることを期待していますか。

もちろんどんな戦争も起こってほしくないと思っていますけれども、私が何かできる立場にあるというふうには思っていませんので、今のところは、とにかく平和になることを願うだけだと思っています。

今はまだピークではないという風におっしゃっていましたけども、今日の試合はピークではないとおっしゃいましたが、今回何がうまくいかなかったんでしょうか。これから先の試合で、自信を取り戻すためにはどういったことが必要だという風に思われていますか。

自分自身にプレッシャーをかけたいとは思っていません。これから先の試合もありますのでそこに向かっていく自分にプレッシャーをかけたいとは思わないんですけれども、ただ、たくさんのことをまだまだ良くしなければいけないという風に今思っています。
それは全部ここで皆さんに申し上げることはなかなかできないので、これは私自身のプロセスの中で、チームの中で一緒にみて、チームのメンバーと考えながら改善していければと思っています。もちろん、その中にはテクニカルな部分もあれば、決断をしなければいけなかったところで間違った決断をしていたというところもあると思います。様々、非常に広い範囲に渡るので、 自分のこれまで負けてきた試合というのは、ほぼタイトな試合が多かったと思っています。ですので、それはもしかしたら、コート上で自分が成長できれば改善できるかもしれませんし、まあ、さっき言った通り、自分自身にプレッシャーをかけていくようなことはしたくないと思っていて、えー、まだ、こういった、当然良くない時期というのも出てくると思っています。シーズンは長いので、その中でいい時もあれば悪い時もあるというのは当然あると思いますけれども、 自分にできることはとにかく次の試合でも最善を尽くして、自分の最高のものを出す努力をする。それだけだと思っています。