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ポストマッチインタビュー

POST
MATCH
INTERVIEW

2023.09.30

ジェシカ・ペグラ選手

シングルス準決勝
センターコート第二試合 1 2 3
マリア・サカーリ(GRE) 2 3
☆ジェシカ・ペグラ(USA) 6 6
ジェシカ・ペグラ選手

今のお気持ちをお聞かせください

もう本当にスーパーハッピーな気持ちでいっぱいです。
とてもハイレベルな試合をずっとできたと思いますので、そしてブレークされたところでも、またすぐに取り返すこともできましたから、ほんとに今日はいい形で試合ができたと思っています。明日の決勝は楽しみです。

いい勝ち方が続いていますけれども、こういう時は何をおー考えて次の試合に臨むんでしょうか。いい自分の面を見て過ごすのか、それとも悪い面をとにかく直そうとして戦うのか、教えてください。

多分両方だと思います。私はとにかく常に自分で成長したいと思っていますし、向上したいというところはありますけれども、 逆に、そうですね。とてもよくできたことを見直すということもあります。その部分をこれから、その先も続けていけるようにしますし、そこにやはりフォーカスしていけばいいことも続いていくんだと思いますので、やはりそのポジティブな面というのは大切にするということは大事なので、そういう意味では、やはり両方の面をバランスよく見ていくということは必要だと思います。 ただ、1年の中で大会が進んでいくにつれ、毎週毎週、必ずしもどの週でもどの大会でも、自分のそういった何か良くないところを成長させるというか、改善していくということができるわけではないので、時にはそういったことに集中して週もいくつか必要になってくると思いますので、それは常に心がけていたいところだと思っています。

今回この大会は初めての出場ですけれども、日本にはオリンピック以来2度目の来日だと思いますが、やはりご自身がアジア系であるというところで、何かこう日本の何かルーツみたいなところも親近感を覚えたりするところはあるんでしょうか。
あるいは今回この大会で滞在して、非常に何かリラックスできた、あるいは居心地が良かったいうような点があれば教えてください

私の母が韓国とのハーフであり、そして養子としてアメリカに渡っていったんですけれども、もしかしたら彼女自身どこかで日本に関わっていたところ、血筋があったのかもしれませんが、それはちょっとよくわかりませんけれども、とにかく私自身はここ日本の文化、そして人々、もちろん日本食といったところも大好きですので、本当にいい時間を過ごすことができましたから、また是非ここに行きたいと思っています。そういったことを踏まえると、今回の コートでは自分のまるでホームコートにいるような感じも味わえたという風には思っていますので、その点では自分の有利に働いているところはあるのかなという風には思います。 様々な新しい経験もできましたけれども、やはりそういった何か親しみのある自分の地元というのは、雰囲気も感じられたのは本当に良かったと思います。

次の対戦相手はベロニカ選手ですけれども、どういった気持ちで臨みますか。

彼女とは今シーズン序盤に対戦していまして、3セットで敗れました。
ですので、そこからまた振り返って何か自分で改善できるところというのがあれば、それをどんどん見つけたいと思います。もちろんその時はクレーコードだったので、今回とは状況は違うんですけれども、やはり振り返ってみてみたいと思います。
彼女も今週、とてもいい試合を続けていて、タフな相手ではあります、これまでも、今週も、いつも常に大きなサーブなどが策裂して、そしていい試合をしっかりと作っていく選手だと思いますんで、こういった早いコートではとても手ごわい相手になるなという風な印象はありますので、そこは十分に理解して臨んでいきたいと思います。今日彼女がした試合はとても長くて、タフだったわけですけれども、きっと逆に自信もつけているんではないかとも思います。 シフィオンテク選手も破っていますから、そこの自信というのはとても大きなものがあると思いますので、私も前回の対戦からしっかりと 経験を踏まえて、自分でこういったところは使える、使えないというのはしっかりと見ながら、使えるところはどんどん取り入れて、明日全力を尽くしたいと思っています。

決勝に出場するお2人とも結婚されていますけれども、女子選手が結婚して、まだプレイを続けているということがどんどん増えているような気もしますが、その理由はなんですか。

ちょっと今わからなかった時は、なぜ私が結婚してるか?という理由ですか?と 聞いてましたけども、そうではなく、実際ちょっとそこはよくわからないです。どういった答えをしていいのかちょっと分からないんですけれども。ただ、もしかしたらですね、選手たちがもっと以前よりも長くプレイすることができるようになっていて。あるいは、結婚する年齢というのももしかしたら前とは違っているのかもしれません。今はやはり30代になっても、あるいは30代後半になってもプレイしているという選手が増えていますから、そういった環境が、例えば結婚して、あるいは子供をもうけてもプレイを続けられるというものを作って、選手たちもより安心してプレイを続けられているのかと思いますけれども、まあ、結婚してもプレイを続ける、していられるというのは、自分にとってはとてもいいものだと思っています。